
何社も応募したけど全て不採用。もう何が正しいかわからない… 転職は無理なのかな
こんな不採用が続く方の疑問に答えます。
- 不採用が続く理由はニーズのミスマッチ
- ニーズをマッチさせるための対策
- やってしまいがちな就職活動
「面接ではそこそこ手ごたえがあったのに不採用通知が来る」
「希望する条件を下げて応募しているのに一向に採用されない」
「落ちる理由がわからない、年齢のせいなのか?」
このように日々転職活動に励んでおり、条件も妥協しているのに決まらないと嘆いている方もいるのではないでしょうか。
本記事では不採用が続いてしまう方の原因と対策を解説します。最後までご覧ください。

この記事はキャリアカウンセラー有資格者の私が書いてます。自身の4度の転職経験も踏まえ30代後半から40代を中心に転職支援をしており、40代の方でも正社員として採用されている実績があります
長引く活動は疲弊し自信を失います。正しい方法で活動すればすぐに結果に表れます。
不採用が続く理由はニーズのミスマッチ

不採用が続いてしまう大きな理由のひとつはニーズのミスマッチが原因といえます。
つまり企業のほしい人材とあなたが一致していないという事です。
- あなたが企業のニーズを把握してない
- あなたが自分の強みを把握していない
- 企業側にあなたの強みが伝わってない
転職先の企業を選ぶ際に重要なのは企業側のニーズと応募者の強みが一致していることです。
企業のニーズと自分の強みを把握し上手く伝える必要があります。
これを知らずに転職活動をしていると、面接で手ごたえがあっても不採用という結果になってしまいます。どんなに優秀な人でもすべての企業にに採用されるわけではありません。
企業側のニーズとは
基本的には募集要項に求める人材の条件が記載されていると思うので、何のスキルや経験がどのレベルで必要なのかを確認してください。
具体的にどのような人物を求めているかまでは記載がないこともあるので、コーポレートサイトなどをくまなくチェックしてください。
企業側の条件をすべて満たす必要はありません。自分の強みが一つでも活かせると思ったら挑戦する価値はあると思います。
あとはその企業で働いてみたいか否かを純粋に考えてみてればいいと思います。
自分の強みとは何か
自分の強みがわからないという方はもう一度今までの職歴を棚卸ししてみてください。
応募書類・面接ともにわかりやすく説明する必要があります。
例えば、製造業の経験が6年あるとします。
これはよくない例です。これでは詳細がわからないし意味付けがされていません。
職務経歴はただの職歴の羅列ではなく、自分なりの意味付けをしてください。後付けでも構いません。たとえその時は意識していなかったとしても、今思えばこうだったと。
改善するとこうなります。違いは一目瞭然です。
これは簡易的にわかりやすく書きましたが、必ずしも時系列で表現する必要はありません。あくまで考え方としてとらえてください。
このように職歴にストーリーを作ることで意味付けができ、自分の強みが見えてきます。これは後付けで大丈夫です。
企業のニーズと自分の強みを一致させる
自分の強みがわかってもそれを上手く表現しなければ企業側には伝わりません。
前述した通り自身の強みを洗い出し「自分は○○だ」と言い切ることが必要です。
このように自分の主張の後に理由や具体例を加え、いかに自分が企業にとって必要とされる人材かをアピールします。
企業のニーズに沿った主張をすることが重要です。
やってしまいがちな転職活動

内定をもらうことが転職のゴールではありません。内定はあくまで通過点にすぎないのです。
大事なのは新しい環境で何をどうするかです。
内定だけを目的にした転職は失敗する
転職は何のためにするのか。人それぞれですが最終的には「自分の人生を少しでも豊かにするため」だと思います。
それがわかっていても転職活動が長引くと早く内定がほしいと焦り、本来の目的を忘れてなりふり構わず内定を取りに行こうとしてしまうものです。
そのため、本来目指していた仕事とはかけ離れた企業や、希望していた条件を満たしていない企業に応募してみたりと何処でもいいから内定がほしいという状態に陥ってしまいます。
自分を安売りしてしまうと本来の転職の目的とは違う方向に行ってしまいます。
迷ったら必ず原点に返って本来の目的を思い出してください。
条件を落としても内定は出ない
冒頭でも記述した通り、ニーズがマッチしなければ採用はされません。
条件を落としたり競争率が低そうな企業に応募しても結局は同じです。
条件を落としたところで意外と内定はでないものです。本人が思っている以上に「不本意な応募感」がにじみ出てしまっていて相手側に伝わってしまうものです。
企業が求める人材でなければ内定は出づらくなります。
なので自分の経験やスキルを評価してくれる企業に応募するのが一番の近道です。
応募できる企業を片っ端から受けるという荒業をする人もいますが、止めた方が賢明です。
量産した履歴書・職歴書などを片っ端からばらまいてもその様な内容の薄いものはすぐにはじかれます。
採用側は多くの履歴書や職歴書を見ているので、丁寧に書き込まれているものとそうでないものは初見である程度判断できます。
書類は必ず応募する企業に合わせて具体的かつわかりやすく記入してください。
まとめ

自分が何のために転職をするかを忘れないようにしてください。
そのうえでどうすれば転職が成功するかを合理的に考え行動してください。
- 企業のニーズを調べ自分の強みが活かせる企業を選ぶ
- 自分の強みは後付けでかまわないの必ず意味付けをする
- 転職は手段であって目的ではない。迷って本来の目的を忘れたら原点に戻る
- 行きたくもない会社に応募しても相手に伝わってしまうことが多い。結果不採用になる
企業側も戦略を持って採用をしています。
自分が入社するメリット、企業側が採用するメリットを冷静に分析してください。
コメント