
仕事ができなくて周りについていけない、辛い、どうすればいいですか?
このような悩みに答えていきます。
人によって感じ方はそれぞれですが、周囲と比較して自分は仕事ができないと感じてしまうこともあると思います。
そのような状況を放っておくと自信を喪失してしまい会社に行くのが辛くなってしまうこともあるでしょう。
- 仕事ができないと感じたらまず最初にやること
- あなたが仕事ができない理由とその対処
- 改善が難しいときはどうするか
本記事では仕事ができないと感じたときの対処法を解説したので最後までご覧ください。

この記事はキャリアカウンセラー有資格者の私が書いてます。自身の4度の転職経験も踏まえ30代後半から40代を中心に転職支援をしており、40代の方でも正社員として採用されている実績があります
仕事ができないと感じたらまず最初にやること

まず大事なのは必要以上に自分はダメだと思い込み、自分を追い込んでしまわないことです。
人には適性というものがあります。まずは冷静に分析をしてください。
仕事ができないと感じたそのきっかけを考える
- 要求されたことができていないと感じる
- 成績などの客観的な評価が低い
- 上司など第三者からの指摘
- 自分のせいで明らかに生産性が落ちている
1.2に関しては必要以上に考える必要はないかもしれません。自分の理想が高すぎて現実とのギャップが生まれることもあります。
成績も人が採点する以上公平に評価するとは限りません。
問題は3.4です。このような状況が続くとかなりストレスを感じると思います。
これらの場合再度深掘りする必要があります。
仕事ができないとするなら、具体的にどのようなことか
- 仕事が遅い
- ミスが多い
- 適切な判断ができない
具体的な場面を想像してください。程度にもよりますが、もしこのようなことがあるなら原因と対処を考える必要があります。
状況次第では改善できる可能性はあります。ただ、仮に改善が難しくても落ち込む必要はありません。詳しくは以下で解説します。
あなたが仕事ができない理由とその対処

上記のような理由で仕事ができないと思うなら、それはあなたが仕事の構造をよく理解出来ていない可能性が高いです。
言われたことをあまり考えず、ひたすらやるタイプの人に多い傾向です。
「あまり考えない」という人は単純な作業をするのには向いていると思うかもしれませんが、純粋な単純作業というのは現在においてはほとんどないのではないでしょうか。
やはり、仕事をよく理解する必要があります。
「仕事ができる人」になるには?
指示された仕事をただなんとなくやるのではなく、よく考えてやることです。
具体的には「目的」と「手段」を考えることです。
- 目的・・・何のためにこの作業をするのか
- 手段・・・なぜこの方法でやるのか
この二つの視点で考えながら業務を行うことです。言われるままに何も考えずに業務を行うのはNGです。
上記の二つの視点で「なぜ」「どうして」と考えることで一つ一つの業務の意図が理解でき、全体像や構造が理解できるようになります。
仕事の全体像や構造を把握することはとても重要です。仕事ができない人は常に「点」で捉えてしまい、周りが見えてない状況です。
周囲を見ることは重要です。例えるなら点を線にして、やがて面にしていくイメージです。
目的と手段
全ての仕事には目的があり、目的を達成するために行動します。即ち目的地を常に意識することで最短距離を把握でき、間違いにもすぐに気付きます。
仕事ができない人は目的地が把握できていない為明確なゴールがわからず、自分のやっていることが正しいかどうかの判断ができません。
交差点に差し掛かってもどっちへ行っていいかわからず、間違っても気付きません。
なので当然時間もかかるし、ミスも増えます。そして正確な状況判断もできません。
実例
「このデータを入力しておいてほしい」と言われたらどうしますか?
いきなり始めますか?
必要事項を確認しますか?
- 何のためにやるのか(目的)
- どの方法でいつまでにやるのか(手段)
などの情報をあらかじめ確認したうえで始めてください。
何のためにやるのか
まず重要なのは目的です。誰がいつ何の目的で使用するデータなのか。そのような事を知ることによって仕事の全体像が少なからず把握できます。
更にデータを使う人の立場に立てば「この情報も加えれば助かるのではないか?」という発想も出てきます。
どの方法でいつまでにやるのか
仕事には必ず納期というものがあります。期限がわかればいつまでにやればいいか逆算して時間配分ができます。上司に進捗を聞かれたときも間に合うのかどうかを答えられます。
またどの方法でやるのかも重要です。例えばなぜこのフォーマットを使用するのかと考えれば「○○の時に便利だから」「別の目的でも使えるから」など二次情報を得ることができたりします。
そのように様々な角度から情報を得ることで仕事と仕事がつながり、点が線になり、やがて面になります。
貢献するという視点
自分のために仕事をするのではなく、誰かのために貢献するという考えを持つことで新たな視点に立つことができます。
そうなることで「自分は貢献できている」という自負が出てきます。そうなればモチベーションが上がるという好循環になります。
逆に「自分は必要とされていない」「居場所がない」と思ってしまうとモチベーションの低下という悪循環に陥ります。
仕事ができない人は人間関係でも苦労していることが多いと思います。それは実際に貢献できていないと周りからみなされるからです。
貢献していると見なされれば、「必要な存在」として存在価値を高めることができ、自分の居場所を確保することが可能です。
▼人間関係の改善については以下の記事を参照してください。
>> 職場の人間関係に疲れ会社を辞めたい【解決するための2つの方法】
改善が難しいときはどうするか

まず、仮に改善が難しいとしても、落ち込む必要はありません。
それは仕事や職場環境が合っていない可能性が高いからです。
人は環境に左右されやすいものです。自分に合った仕事や職場環境に移動するのが最適解です。
今の職場はどのように決めましたか?転職サイトやハローワーク、あるいは新卒で入った職場でしょうか?いずれにしても自分の適性などを分析して決定したものではないと思います。
キャリアカウンセリングの必要性
職業選択はとても重要なのに何となく選んでしまっている人が多いのではないでしょうか。
それがミスマッチの原因です。職業のミスマッチを防ぐにはキャリアカウンセリングが必要不可欠です。
これは私もキャリアカウンセラーとして声を大にして言いたいです。
キャリアカウンセリングとは個人の職業選択を支援するために行われる面談です。自分に適性のある仕事は何か?自分の強みは何か?などの助言をもらい、自己理解を深めながら次に進むべきキャリアを決めていきます。
仕事で悩んでいる相談者の話を聞くと「仕事は辛いもの」という思い込みが強い人が多い印象です。
「仕事は辛くて当たり前」という偏った考えを刷り込まれ続けたのが原因だと思われます。
その結果、合わない仕事をいつまでも続けてしまい迷路に迷い込んでしまう人が多いのではないでしょうか。
そうなると自分一人で迷路から抜け出すのは困難です。キャリアカウンセリングにて自分を見つめ直すのが正解です。
キャリアカウンセリングを受けるには?
民間であれば本来キャリアカウンセリングは有料となってしまいます。ただ、無料で受けられてなおかつ自分に合った仕事を紹介してくれるところがあります。
それが転職エージェントです。
転職を希望する人と人材を探している企業をマッチングさせるサービスです。プロのアドバイザーが転職を無料で手厚くサポートしてくれます。求人の紹介から企業へのエントリー、選考結果のお知らせ、面接日程の調整などを行い、必要に応じてキャリアカウンセリングを実施することもあります。
転職エージェントのメリットとは?
- キャリアカウンセリングを受けられる
- 一般公開されない求人が多数ある
- 自分に合った求人を紹介してくれる
- 企業との日程調整や給与などの交渉をしてくれる
- 書類添削や面接指導をしてくれる
- その他転職全般のサポートを受けられる
これらのサービスが全て無料で受けられます。報酬は企業側がエージェント側に支払うので応募者は無料で利用できるシステムです。
また、転職するかどうか決めていない段階での利用も全然OKです。相談した結果、転職せずに今の会社に残るというのもありです。
どのエージェントサービスを使えばいいか?
転職エージェントといっても無数にあります。そのなかでどれを選べばいいか。
年齢・地域・業種などにそれ程影響されない大手の転職エージェントが最適だと思います。
求人数が多く実績があり転職ノウハウを多く持ち合わせているエージェントがおすすめです。
▼以下に紹介する3社であれば間違いないので詳細をご覧ください。登録することで様々なサービスが無料で受けられます。
私なりの視点で誰でも利用できる転職エージェントを解説してますのでぜひご覧ください。
それでも転職には抵抗がある人
環境を変えるというのは確かに勇気のいることなので、躊躇する気持ちは分かります。
ただ、人の時間は限られています。「早く今週終わってほしい」と辛い思いをしながら過ごすのはもったいないと思いませんか?
転職するしないは別にして転職活動をしてみるというのが最適解だと思います。
充実した仕事をしている自分を想像してください。それは行動すれば実現可能です。
まずは転職エージェントでキャリアカウンセリングを受けてみて、その上で考えてみることをおすすめします。
まとめ

仕事ができないと思っている人は、強い思い込みにとらわれていることもあります。
まずは冷静に分析をして、それでも合わなければ勇気を持って環境を変えるということも視野に入れてください。
- 悩んだきっかけや理由を分析する
- 仕事は「目的」と「手段」という視点で考える
- 職場環境を変える、転職するという選択肢を持つ
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