
面接は第一印象が大事って聞くけど具体的にどうしたらいいの?
このような疑問を抱いていませんか?
第一印象はとても重要なのに、自分では一番気付きにくいので他者との差が付くところです。
特に年齢が上がるほどその差は顕著になり、合否と直結します。
本記事の内容
- 面接での第一印象の重要性
- 第一印象を良くする方法
- 面接で落ちる人の共通点
本記事では面接で一番重要な第一印象についての理解を深め、どうすれば相手に好感を持ってもらえるかを解説します。

この記事はキャリアカウンセラー有資格者の私が書いてます。自身の4度の転職経験も踏まえ30代後半から40代を中心に転職支援をしており、40代の方でも正社員として採用されている実績があります
「第一印象よりも経験やスキルがより重要では?」 と思ってませんか?
転職サイトdoda(デューダ)が1000人の採用担当者アンケート実施の結果によると、面接で重視するポイントはほぼどの職種でも「第一印象」が1位となってます。
面接で一番重要なのは第一印象です。
本記事を読むことで一番重要な第一印象を変えることができます。
第一印象の重要性

経験やスキルも大事ですが、書類選考を突破している段階で問題はないはずです。大事なのは実際に会った時の第一印象です。第一印象は結果に直結します
自分が一番自分をわからない
自分の表情や話し方などは映像で見たりしないとわからないと思います。
実際に自分の録音された声を聞くとあまりの違和感にショックを受けたことはないでしょうか。
模擬面接の様子の動画を撮影してみたらいいと思います。
同じように違和感を覚えるかもしれません。
冒頭でも触れましたが、転職サイトdoda(デューダ)によると「採用担当者が面接で見ているのはどこか?」という記事で、ほとんどの職種で1位が「第一印象」でした。
このように第一印象が極めて重要という事は疑いようのない事実です。
そしてそれに気付いてない人が本当に多いのも事実です。
転職活動がうまくいかず否定されたような気になった人、前職で理不尽な仕打ちにあい引きずっている人など様々な理由や思いがあり本当に大変だと思います。
ただ、少なくとも面接の場では一旦リセットして「自信があり、かつ謙虚な自分」を引き出してください。
本音は意外と顔に出る
第一印象は外見や表情・話し方・声のトーン・仕草などにより判断されます。
面接官は多くの面接を経験しているので第一印象である程度の目星はついてしまう事も少なくありません。
第一印象で違和感を持たれると、その後に挽回するのは難しくなります
その人が自信に満ちているか、どうせまたダメだろうと面接に来ているかは何となくわかってしまうものです。
自分はそんなことはないと思っていても、予想外の質問をされたり、面接官の反応が悪かったりすると一気に表情が曇ってしまいます。
おそらく自分では気付いてない人が多いと思います。

実際の面接では想定外の事態も起こります。たとえ内心ビクビクしても堂々とし立ち振る舞ってください
第一印象を良くする方法
40代ともなるとその人特有のクセみたなものが顕著にでます。
「この人は周りと協調するのが難しそうだな」と思われたらアウトです
大前提として、清潔感がある外見と良い姿勢ではっきり話すことは言うまでもありません。
明るい表情をつくる
面接に慣れていないとプレッシャーで顔がこわばり「つまらなそう」「不満がありそう」という印象を与えてしまいます。
一朝一夕では良くなりませんので、普段から第三者に見てもらうか動画を撮ってチェックしてください。
そんなことをやる人は少ないので他人との差が付きます。
表情を明るくするだけで印象はかなり変わります。
ゆっくり話す
緊張のあまり早口になってしまう人は実際かなり多いです。
しかも自分では気付きにくいので改善するのは簡単ではありません。
聞いているほうは何を言っているのかわからず困惑してしまいます。
聞き返してくれればまだいいですが、スルーされることもあります。
スルーされれば相手には何も伝わらず、すべて無意味になります。
普段からゆっくり話すことを意識して練習をするしかありません。
例えば、話しに強弱をつけたり大きくうなずいたりとアクセントを付けることを意識すれば、自然とゆっくり話せるようになります。
しかも「丁寧に話している」「真剣に聞いている」という印象を与えることができます。
堂々とし、かつ謙虚に
自信がなくても堂々としてください。
企業も自信がない人を採用しようとは思わないでしょう。
また、謙虚さを忘れないでください。
知らず知らずに横柄になったり、聞かれたくない質問をされてムッとした表情をしてしまう人もいるので注意が必要です。

転職活動においては、自分という商品を売り込まないといけないので多少のハッタリは必要です。もちろん嘘をつくという事ではないです。
面接で落ちる人の共通点
極度の緊張でガチガチになる人
面接では常にライバルがいます。
緊張していたから上手くいかなかったなどの言い訳は無意味です。
ライバルに出し抜かれるだけです。
緊張してしまうのは事前の準備が足りないことが主な原因です。
準備にしっかりと時間と労力を費やしてください。

それでも緊張する人は呼吸法を取り入れてください。「4秒吸って4秒吐く」これだけです。これは軍隊などでも使用されている実践的な方法です。直前だけでなく普段から実施してください
無表情・ノーリアクション
これはもう面接以前にコミュニケーション力の問題です。
仕事や転職活動に疲れて表情がうつろな人もいます。
そのような状態ではいくらやってもうまくいきません。
疲れているなら少し休んで基本に戻ってください。
自分という商品を売り込むということを忘れないでください。

疲れている人に多い印象です。人と人が話すのに無表情・無反応では相手はどんな気分になるでしょうか?聞き手ファーストを忘れないでください
なぜか上から目線
40代ともなるとたまにこういう人もいます。
自覚がないことが最大の問題です。
横柄とまではいかなくても話しの節々に「来てやってる感」が出てしまいます。
現在の立場をわきまえ、以前の立場は一旦忘れてください。
仮に採用したら「トラブルを起こすのではないか」と思われてしまいます。
まとめ

第一印象はとても大事です。今まで全く気にしてなかった人はこれを機に改めてみてはいかがでしょうか。必ず結果に直結します。
これが面接の第一関門です。ただしこれを乗り切れば8割方うまくいったと思っていいと思います。
それくらい第一印象は大事なんです。
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