【会社を辞めたい】仕事に疲れた時の状況別6つの対処法

会社を辞める仕事の悩み

「人間関係が悪い」「仕事が合わない」「ハラスメントを受けた」などの理由で会社に行きたくない、もう辞めたいと思うことはありませんか?

ただ現実的には経済的な理由や将来的な不安、または自身の責任感から「そんな理由で辞めることはできない」と結論付けてしまう事はないでしょうか?

結果的にひたすら我慢をしたり、自分がふがいないと責めてしまう人までいるように感じます。
真面目な人ほど悩んでしまい更に自信を失っている人もいるでしょう。

ここでは状況別に対処法を記事にしたのでぜひ参考にしてください。

本記事の内容
  1. 仕事が辛く辞めたいと思う場合の対処
  2. 人間関係が悪く辞めたと思う場合の対処
  3. 入社すぐ辞めたいと思う場合の対処
  4. ハラスメントを受けた場合の対処
  5. 仕事ができない、ついていけないと感じた時の対処
  6. 上司が嫌い、合わないと思う時の対処
マロウ
マロウ

この記事はキャリアカウンセラー有資格者の私が書いてます。自身の4度の転職経験も踏まえ30代後半から40代を中心に転職支援をしており、40代の方でも正社員として採用されている実績があります

本記事では私のキャリアカウンセラーの経験に基づき現実的な状況別の対策を解説しています。
職場の悩みが解決できる手助けになればと思いますのでぜひ最後までご覧ください。



①仕事が辛く辞めたいと感じる場合

  • 自分の悩みをできるだけ明確にする
  • 悩みに対しできること・できないことを分ける
  • 適切な相談相手を見つける

自分の悩みを明確にする

まず必要なのは悩みをできるだけ明確にすることです。
明確にすることによって自分は一体いくつの悩みをを抱えているかを明らかにします。

そうすることで、どの程度深刻な悩みなのかがわかってきます。

できれば紙に書き出して順位をつけてみると分かりやすいと思います。

悩みに対してできること・できないことを分ける

次に、明確にした悩みは自分次第で改善できるのか否かを考えます。
例えば改善できることとして、「給料が安い」ならば副業をするなどの対策があります。

逆に「正当な評価がされない」など第三者が決めることは自分ではどうしようもない場合があります。
その場合は職場環境を変えるなど別の手段が必要になることがあります。

悩みを分ける目的はできるだけシンプルにするためです。
いくつもの悩みを同時に解決するのは困難です。
細かく分解してできることのみに注力をして解決していくというものです。

適切な相談相手を見つける

大事なのは「適切な」相談相手です。
身近な人や仲のいい人とは限りません。

頭ごなしに否定してきたり、こちらの気持ちを汲んでくれない人はやめましょう。
その様な人とはどこまで行っても平行線です。

できれば専門家に相談するのが一番です。
無料で相談できるところもあります。

▼悩みの細分化法や無料の相談先など詳しくは下記の記事を参照してください。

②人間関係が悪く辞めたいと感じる場合

  • 相対的に優位性を保つ
  • リモートワークという選択肢を持つ

相対的に優位性を保つ

職場の悩みとういアンケートを見るとほとんどの場合1位が「人間関係」です。
直接的な人間関係から、仕事が絡む間接的な人間関係まで幅が広く最も厄介な悩みといえます。

対策の一つが「相対的に優位性を保つ」というものです。
特定の分野で誰よりも詳しくなり自分が優位なポジションを作ってしまうんです。

決して難しいことではなく、例えば皆がやりたがらない雑用を積極的にやり誰よりも詳しくなるといった事です。

いざ他の人が雑用をやる際に、細かいことがわからない時などは分かる人に聞かざるを得ませんし、同時に周りの人は雑用を普段からやってもらってありがたいという気持ちができます。

これにより自分の居場所のようなものができあがり、人間関係も悪くならないというものです。

リモートワークという選択肢

そしてもう一つはリモートワークにするというもの。
これに関しては現在の職場でできる人が限られるとは思いますが、できなければ転職も選択肢の一つに入れて検討してください。

重要なのはあくまで選択肢を持つということです。転職ありきではありません。

リモートワーク専門の転職サイトがあります。

職場環境を変える、あるいは一人になることで解決するのであればそれが一番手っ取り早いです。

▼優位性を保つ具体的な方法やリモートワーク専用の求人サイトも紹介しています。詳しくは下記の記事を参照してください。

③入社してすぐ辞めたい場合

  • 辞めたいときの判断基準をもつ
  • 辞めると決めたら割り切って次を探す

辞めたいときの判断基準を持つ

仕事が合わなく入社したばかりで辞めたい、でも短期の離職はまずい。
そのように考えている方もいると思います。

ただそれは多くの場合、本人が悪いのではなく仕事や職場そのものが合わなかったと考える方がいいでしょう。

その職場合う人、合わない人を見分けるための基準があるので、合わないと思った人は早めの判断をすることも必要です。

例えば工場勤務を例にすると、「作業が他の人に比べて遅い」「わからないことをいちいち聞くのが苦手」などの人は合わない可能性が高いです。

工場は生産性を重視するので遅い人は厳しめに叱られますし、人に聞かずにわからないまま作業を続ければ不良品を大量に出す恐れもあります。

辞めると決めたら割り切って次を探す

向いている人とそうでない人は比較的早い段階でわかります。
時間をかけたからといって差が縮まるものではありません。

具体的な判断基準に基づき考えたうえで、向いてないと思ったら次を探すことも必要です。
自分に合う仕事を見つける方法もあります。

▼工場勤務を辞めたいと思ったときの具体的な判断基準や、自分に合う仕事を見つける方法をを記事にしてあるので、詳しくは下記を参照してください。

④ハラスメントを受けている場合

  • ハラスメントの被害は深刻
  • ハラスメントがなくならない場合は退職も視野に入れる
  • 最優先に考えるべきこと

ハラスメントの被害は深刻

程度にもよりますがハラスメントは本当に深刻で被害者は事態を放っておくと心を壊してしまう可能性があります。

多くの人が被害にあっても何も言わず我慢するケースが多いのではないでしょうか。
それは、「誰かに言うのは恥ずかしい」「どうせどうにもならない」とあきらめてしまうことが実際多いようです。

厚労省の調査でも「パワハラを知っても結果的に何もしない」という企業が半数近くに上ることがわかりました。

被害に遭った場合、社内で解決できればいいですが、できない場合は速やかに外部の専門家に相談してください。
相談先等詳しくは後述します。

ハラスメントがなくならない場合は退職も視野に入れる

ハラスメントが放置される職場環境は会社自体に問題があります。

被害者が辞めるのはおかしいと思うかもしれませんが、最悪そうした方がいい場合もあります。
あくまで選択肢として持っておいてください。

不本意かもせれませんが、転職して職場環境を変えることでうまくいくこともあります。

最優先で考えるべきこと

最優先で考えるべきはあなたの心と体です。
一度壊れた心はなかなか治りません。

私が以前所属していた企業でもハラスメント等により体調を崩されたされた方が数名いました。

その方たちは休職を経て復職しましたが完全に治ったわけではありませんし、その後退職された方もいます。

寛解するにはかなりの時間が掛かりますし、復職してからも大変です。

▼ハラスメントの実態と受けた場合の公的相談窓口も紹介してありますので詳しくは下記の記事を参照してください。

⑤仕事ができない、辛いと感じた時の対処

  • 仕事ができないと感じたらまず最初にやること
  • あなたが仕事ができない理由とその対処

仕事ができないと感じたらまず最初にやること

人には適性というものがありますし、環境次第でいくらでも変わります。冷静に分析をしてください。

まずは仕事ができないと思ったきっかけを考えてください。

  • 上司など第三者から指摘をされる
  • 自分のせいで明らかに生産性が落ちている

次に具体的にはどのようのことかを考えてください。

  • 仕事が遅い
  • ミスが多い

もしこのようなことがあるなら原因と対処を考える必要があります。

あなたが仕事ができない理由とその対処

上記のような理由で仕事ができないと思うなら、それはあなたが仕事の構造をよく理解出来ていない可能性が高いです。

仕事には必ず目的があり、そのための手段もほとんどの場合確立されているはずです。

目的や手段があいまいではやっていることに一貫性がなく、その結果遅れたりミスをしたりするのです。

「目的」と「手段」という視点を持つ

「目的」「手段」この二つの視点で仕事をしてほしいという事です。

  • 何のためにこの作業をするのか?(目的)
  • なぜこの方法なのか?(手段)

「なぜ?」「どうして?」という視点で考えることで仕組みや全体像が把握でき、仕事に関する理解度が飛躍的に向上します。

目的が曖昧なまま仕事をすると大抵迷子になります。言われたことをあまり考えずにひたすらやるタイプの人は要注意です。

そうなると仕事を点でしかとらえらることができず近視眼的になります。

大事なのは「目的」「手段」という視点で全体像を理解し、理解度を向上させることです。

▼詳しい内容は以下の記事で解説してますので参照してください。

⑥上司が嫌い、合わないと思う時の対処

上司と合わない
  • 上司との関係改善をできない訳
  • 関係改善の効果的な対策

上司との関係改善をできない訳

上司との関係で悩んでいる人は多いと思います。
ただ関係を改善しようとしてもほとんどの場合うまくいかないでしょう。

それはほとんどの場合「改善をしよう」とすら本気で考えないからです。

なぜなら「感情がついてこないから」です。
仮に「上司が悪い」という気持ちが少しでもあると「なぜ自分だけが改善をしなければならないのか」という引っかかりが出てくるのです。

この引っかかりがあると先へ進むのは困難です。

最終的に「嫌な上司に我慢する自分」という構図ができあがり、「自分は十分努力している」と考えそれ以上何もしないという結果になるわけです。

関係改善の効果的な対策

上司との関係改善は黙っていても変わりません。能動的に行動する必要があります。

効果的な改善は「相手を尊敬すること」です。

ただし、ここでいう尊敬とは「相手の関心事に関心を寄せる」という意味です。

相手が関心を持っていることに関心を寄せることは、間接的に「相手を尊敬する」ことになるのです。

相手の好きなことなどに自分も興味を示してみるということです。

よく理解できないかもしれませんが、これらは心理学に裏打ちされた理論です。

この方法は全ての人間関係に有効なので覚えておいて損はないでしょう。

▼たいへん複雑な内容なので、以下の記事で詳しく解説してますで参照してください。

まとめ

何ごともまずは専門家に相談し、そのうえでできることをしてください。

職場の悩みは様々ですが、どんな対策をしても根本的には解決しないこともあると思います。
そのような時は職場環境自体が合わないという考えを持つことも必要です。

つまりは退職、転職です。

「そんな簡単に辞められるわけがない」「転職できる年齢ではない」という声もあることは承知してますが、悩みが自分の中で大きければ大きいほど看過できないものになっていきます。

大事なのは一人で抱え込まないことです。

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